捕球確率わずか「1%」の奇跡も… MLB公式の“超美技”動画が凄い
スタットキャストがはじき出した最も低い捕球確率の超絶プレーとは?
昨季はレッドソックスが世界一に輝き、幕を閉じたメジャーリーグ。2019年シーズンのワールドシリーズ制覇を目指す各球団は、2月からスプリングトレーニングがスタートさせる。そんな中、MLBの公式YouTubeチャンネルは昨シーズンにメジャーリーガーたちが見せた“美技集”を公開している。
MLB公式YouTubeチャンネルは「スタットキャストによる2018年最も低い捕球確率」とタイトルで動画を公開。MLB公式サイトの解析システム「スタットキャスト」がはじき出す捕球確率が低かったファインプレーを集めている。
まず登場するのはナショナルズのマイケル・テイラー外野手。ブレーブスのオザイーノ・アルビースが放った中堅への大飛球を背走しながらフェンスギリギリのところで見事にキャッチ。捕球後はフェンスにぶつかりながらもボールは離さずキャッチ率「10%」をつかみ取った。
その後もレンジャーズのジョーイ・ギャロ外野手が中堅で見せたダイビングキャッチ、アストロズのジョージ・スプリンガー外野手が右翼線への打球を横っ飛びで掴んだプレーなどが続く。
そして最後はキャッチ率「1%」の超美技。アスレチックスのラモン・ラウレアーノ外野手だ。センターを守るラウレアーノは左方向へのライナーへ快足を飛ばし、落下地点を確認するとダイビングキャッチ。地面ギリギリのところでボールをつかみアウトを奪った。
これには実況も「ラウレアーノがダイブし、捕球しました! 芝すれすれでした! ラウレアーノがまた素晴らしいプレーを見せました!」と大興奮。わずか1%の確率で打球をもぎ取った超美技に球場からも大きな歓声が上がっていた。
2019年、驚異的な身体能力を誇る名手たちが集まるメジャーリーグでいくつのファインプレーが生まれるだろうか。