新成人のディオーネ森、紫基調の振袖姿披露 「前人未到」の130キロ到達誓う
昨年は女子プロ野球史上最速の128キロを記録「今年は130キロを出して前人未到の記録を」
今年で10年目を迎える日本女子プロ野球リーグは、6選手が新成人として新シーズンを迎えることになった。愛知ディオーネの森若菜投手は、紫を基調とした振袖姿を披露。前人未到の「130キロ到達」を誓った。
森は昨季、18試合に登板して1勝4敗1セーブ1ホールド、防御率3.40をマーク。女子プロ野球史上最速の128キロを記録し、話題となった。チームとしても、ディオーネはヴィクトリアシリーズは2位だったものの、女王決定戦で京都フローラを撃破。“下克上”を達成した。
新成人となった森は、まずは「無事成人を迎えることができました。ここまでこられたのも、私を支えてくださった方々のおかげです」と感謝。そして、「昨年、トップチームに上がり挑戦の年として臨みましたが、結果としては納得いくようなプレーをすることはできませんでした。しかし、女子プロ野球最速保持者として数字を出せたのは凄く嬉しく思いますし、今まで取り組んできた成果だと思っています」と2018年を振り返った。
2019年シーズンの最大の目標は、女子選手として前人未到の130キロ到達。「今年は、130キロを出して、前人未到の記録を作り、もっと女子プロ野球、女子野球の認知拡大に貢献できるように頑張りたいと思います。今年から成人の仲間入りにはなりますが、一人の人間、社会人として恥をかかないよう自覚を持ち、立派な大人になります」。女子野球界の歴史を塗り替えることを目指す。
(Full-Count編集部)