オリ新助っ人エップラーに球団本部長も期待 「メジャーでも活躍を期待されていた」
エップラーはメジャー経験はないが昨季は3Aで13勝6敗、防御率3.59の成績をマーク
オリックスは15日、新外国人選手として昨季までパイレーツ傘下3A・インディアナポリスでプレーしたタイラー・エップラー投手を獲得したことを発表した。昨季3Aで13勝(6敗)を挙げた長身右腕に長村裕之球団本部長は「メジャーでも活躍を期待されていた投手。獲得できてよかった」と期待を込めた。1年契約で年俸は60万ドル(約6513万円)、背番号は「42」。
金子、西の2枚看板が抜けたチームに期待の助っ人が加入した。エップラーは2014年のドラフト6巡目でパイレーツに入団。メジャー経験こそないが、昨季は3Aで28試合に登板(25先発)し、自己最多となる13勝6敗、防御率3.59、153イニングを投げて118奪三振、39四球の成績を残していた。
長村球団本部長は身長196センチ、体重104キロの長身右腕の獲得に「本格派で腕も振れて、球持ちもいい。それに加えて制球力がよく、四球も少ないという報告を受けている。メジャーでも活躍を期待されていた投手。そういった選手を獲得できてよかった」と期待を寄せた。
ビザなどの関係もあり2月1日の春季キャンプ合流には間に合わないが「ビザが取れたらすぐに合流してもらえれば」とキャンプ前半には合流できる見込み。起用法については「先発を中心にやっているがリリーフも対応できると聞いている。チーム事情を見て判断すると思うがとりあえず先発として試していくことになる」と語った。
これでチームの外国人は投手でディクソン、アルバース、エップラー、野手ではロメロ、マレーロ、メネセスと6人体制でスタートすることになる。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)