オリックス新外国人エップラー、米メディアがNPB行きを解説「いずれ米復帰へ」
昨季3Aで13勝6敗、防御率3.59の好成績も40人枠入れず
15日にオリックス入りが発表された新外国人投手タイラー・エップラー。2014年ドラフト6巡目でパイレーツ入りした26歳右腕のNPB行きについて、米最大の移籍情報サイト「MLBトレード・ルーモアズ」が解説をしている。
身長196センチ、体重104キロの大型先発投手はメジャー経験こそないが、昨季は3Aで28試合に登板(25先発)し、自己最多となる13勝6敗、防御率3.59、153イニングを投げて118奪三振、39四球の好成績を残していた。今オフにメジャー昇格の期待が高まっていたが、昨年12月に行われたルール5ドラフトの前に、パイレーツは他球団移籍を防ぐためにメジャー40人枠への登録をせず。また、ルール5ドラフトでも他球団から獲得意志を示されず、今季はまた傘下マイナーでプレーすることになっていた。
記事では、昨季の成績と今オフの状況を鑑み、「大金が手に入り、北米以外では最高レベルでプレーするチャンスを得られるのだから、彼がNPB行きを決断した理由は容易に理解できる」と解説。さらに「いずれは米国復帰する弾みもつけられるだろう」と、数年後の米球界復帰も予想した。
金子弌大、西勇輝と先発ローテの柱が他球団へ流出してしまったオリックスにとって、3Aで実績を持つ大型投手の加入はまたとないニュース。チームのためにも、自身のためにも、日本球界での大いなる活躍が期待される。
(Full-Count編集部)