元西武のマ軍ルブラン、周囲からのチーム低評価に反論 「十分に戦える」

15年には西武でプレーしたマリナーズのウェイド・ルブラン【写真:Getty Images】
15年には西武でプレーしたマリナーズのウェイド・ルブラン【写真:Getty Images】

主力を放出し若手に切り替えたマリナーズは周囲から低評価を受けるが…

 マリナーズはオフに西武からポスティングシステムを利用した菊池雄星投手と4年契約を結び戦力を補強した。だが、多くの主力を放出し若手選手を獲得したチームの今季の評価は低い。そんな中、元西武のウェイド・ルブラン投手は「後退していると感じている選手はいない」と真っ向から反論している。

 マリナーズはロビンソン・カノ、エドウィン・ディアス、ジーン・セグラ、ジェームス・パクストンらを放出し、今後チームを支える期待の若手選手を獲得し再建に着手。周囲からは今シーズンのマリナーズは育成期間との見方が大半とされている。

 その評価を真っ向から反論したのが元西武のルブランだった。地元シアトルのラジオ局「710 ESPNシアトル」の電子版は「ウェイド・ルブラン:マリナーズの選手たちはチームが後退しているとは感じていない」と見出しを付け、ルブランのインタビューを掲載している。

 記事ではベテラン左腕のルブランが「どの選手に質問しても、自分たちが後退していると感じている選手はいないと思う。全員、自分たちが良いチームだと感じている。みんな十分に戦えると思っている」と、今シーズンに自信を持っていることを伝えている。

 ルブランは若手選手が増えたことを大きなプラス要素と考えているようで「チームには若手選手とベテラン選手がいて、ベテラン選手は若手の成長を手助けできる。若い選手が入ったときに起こることは予想できない。若手たちはベテランが時々失いがちなエネルギーをチームにもたらす。それはチームやクラブハウスを明らかに明るくする」と、若手とベテランの相乗効果を説明している。

 また、再び同僚となった菊池雄星の加入を称賛。西武時代を振り返り直球とスライダーに関して「そのどちらの投球も彼が三振を取る球になるだろう。彼は剛速球を投げる」と絶賛。慣れない環境でプレーすることになる菊池だが「彼の投球はとてもクールで明らかにアメリカでプレーする上で菊池にとっていい方向に働くと思う」と活躍を確信していた。

(Full-Count編集部)

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