まさに「偶然の一致」　去就注目のハーパー、行き先を同名“台風”が予言？

MLB公式サイトの人気コーナー「Cut4」が注目

　今オフのFA市場で最大の注目株であるマニー・マチャド内野手とブライス・ハーパー外野手。ドジャースからFAとなったマチャド、ナショナルズからFAとなったハーパーは、ともにまだ決断を下しておらず、移籍先の選定作業の真っ只中にある。

　ファンもメディアも2人の去就に注目する中、ハーパーに起きた“偶然の一致”が、にわかに話題になっている。MLB公式サイトの人気コーナー「Cut4」でも、「ウインターストーム・ハーパーは、ブライス・ハーパーのFA決断を占うか？」との見出しで特集を掲載。なんと、現在アメリカ北東部に発生している吹雪が「ハーパー」と名付けられているという。

　米天気専門チャンネル「ウェザーチャンネル」では、昨年10月に今冬に発生するウインターストームの名をアルファベット順に事前に命名。現在発生中のものには、順番で「ハーパー」と名付けられた。そして時を同じくして、メジャーではハーパーの去就が話題の中心に。記事では「これは驚くべき一致に見える。しかも、驚くべきはウェザーチャンネルが10月にはすでに名前を決めていたことだ」と、大いなる驚きをもって伝えている。

　ハーパー獲得にはフィリーズ、ヤンキース、ホワイトソックスのほか、古巣ナショナルズも動いており、多くが米北東部に拠点を置く。記事では「ウインターストーム・ハーパーは、ブライスが北東部の球団と契約することを意味しているのだろうか？　それともまったく意味がないのだろうか？」と締めくくっているが、ウインターストーム同様、ブライスも北東部で大暴れすることになるのだろうか。ハーパーの決断に注目が集まる。