Rソックスの新守護神候補に浮上 元広島ブレイシアは「どう感じている」?
適正を見せた大舞台での投球、ポストシーズンでは「最も重要な場面で最高の投球を見せた」
では、本人はどう考えているのか。ブレイシアは同紙に対して、素直な気持ちを明かしている。
「特に接戦の場合、もちろん(9回が異なることを)理解している。7回に投げ、1失点したとしても、まだチームは得点するチャンスが2イニングある。9回ではリードを失ったら、試合に勝てなくなる可能性が高い。それが唯一本当に違うと感じるところだ。いろんな選手と話すと、9回が他とは違うと思っている人もいれば、他のイニングと変わらないと思っている人もいる。僕は他のイニングと変わらないとは思わないが、圧倒されないためには、そうしたメンタルも必要になるのではないかと感じる」
自信もあるが、不安もある。そんな心境のようだ。一方で、重圧のかかるポストシーズン、特にワールドシリーズ(WS)を昨年経験したことが、プラスに働くとも考えている。記事では「ブレイシアは昨季最も重要な場面で最高の投球を見せた。このジャーニーマンはプレーオフで9試合に登板し、1失点しただけだった」と昨年10月の投球を振り返りつつ、本人のコメントを再び紹介している。
「ワールドシリーズでは全てのイニングが9回のようなんだ。特に接戦だとね。地区シリーズや優勝決定シリーズでも全てのイニングが重要だ。失点できないからね」
広島を自由契約となった1年後に世界一の原動力となったブレイシア。クローザーを任されれば、そのサクセスストーリーはまだまだ続くことになる。
(Full-Count編集部)