21世紀枠は石岡第一、富岡西、熊本西の3校に決まる
日本高野連が25日に大阪市内で選考委員会を実施
日本高野連は25日、大阪市内で第91回選抜高校野球の出場校を決める選考員会を行い、出場校が決定した。大会は3月23日に阪神甲子園球場で開幕する。
例年、注目を集める3校の21世紀枠は石岡第一、富岡西、熊本西に決定。21世紀枠は、少数部員や自然災害などによる困難の克服、練習などの創意工夫、地域貢献など、野球の成績以外の要素も考慮した上で、この日行われた選考委員会で選考された。
石岡第一は学校創立110年、野球部も創部100年を超える伝統校。昨秋の県大会では明秀日立、土浦日大と春夏の甲子園出場校を破ってベスト4に進出した。母体は農学校。甲子園出場は春夏通じて初となる。
富岡西は、徳島県尋常中学校第二分校として開校し、創立122周年を迎えた。昨秋の県大会で3位に入り、四国大会ではベスト4に進出した。甲子園は春夏通じて初出場。
熊本西は創立44年。昨秋の県大会で準優勝を飾り、初出場となった九州大会でもベスト8に入った。甲子園には、昭和60年の夏に出場している。
(Full-Count編集部)