ハム移籍の金子がドラ1吉田輝と初対面 若手に門戸開く「隠すつもりはない」

鎌ヶ谷スタジアムで自主トレを行った日本ハム・金子弌大【写真:細野能功】
鎌ヶ谷スタジアムで自主トレを行った日本ハム・金子弌大【写真:細野能功】

米国自主トレに手応え「いい感じでトレーニングできた」

 オリックスを自由契約になり、日本ハムに移籍した金子弌大投手が25日、初めて鎌ヶ谷スタジアムに姿を見せ合宿所、室内練習場、ロッカーなどを訪れナインに挨拶した。

 2014年に沢村賞を獲得し長年オリックスのエースとして活躍した右腕は、オフに自ら自由契約を選択し日本ハムへ移籍した。米国自主トレから帰国したばかりで「バタバタしているが、自主トレ期間中に(状態を)上げていきたい。(米国では)傾斜のついたところで投げられたし、いい感じでトレーニングできたと思う。(アリゾナキャンプ)出発までには一度は(ブルペンで)投げたい」と、充実した自主トレだったことを明かした。

 ドラフト1位ルーキーの吉田輝星投手とも対面したが「(ピッチングに関して)聞かれたら、僕のもってる感覚や引き出しで、しっかり答えられれば。隠すつもりはない。まだ伸びしろはあると思う。しっかりしたストレートを投げられる。いい意味でまとまっている。しっかり考えて投げている感じを受ける」と、自らの経験、技術を伝えていく考えを口にした。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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