先発に“復帰”の前田健太、今季目標に「2桁勝利」&「防御率3点台前半」掲げる
ドジャースタジアムでイベント参加「1年間しっかりローテーション守りたい」
ドジャースの前田健太投手が26日(日本時間27日)、本拠地ドジャースタジアムで開催された「ファンフェスト」に参加。今季の目標として、1年間ローテーションを守った上での「2桁勝利」「防御率3点台前半」を掲げた。
昨年は2年連続ワールドシリーズ進出を果たしたドジャースで、先発と救援の両方をこなした前田。39試合登板(20先発)で8勝10敗2セーブ5ホールドをマーク。2017年に続き、シーズン後半は本職ではない救援としてフル稼働し、チームに大きく貢献した。
ただ、デーブ・ロバーツ監督は新シーズンで前田を本来の先発として起用することをすでに明言。メジャー4年目を迎える右腕は「やることは変わらないのでしっかり先発で結果を残していけるようにやるだけですし、しっかり1年間ローテーションを守っていけるように調整していきたいなと思います。去年、手応えを感じた部分はあるので、それを継続しつつ、いいシーズンになるように頑張っていきたいなと思います」と抱負を明かした。
前田が渡米してからの3年間だけでメジャーの野球は大きく変化しているが、「自分自身の投げるボール、やることは変わらない」と自信を漂わす。今季の目標については「1年間しっかりローテーション守りたい」とあらためて宣言した上で「先発は2桁勝つのは大事だと思う。防御率も3点台前半くらいまで持っていけるようにしたいと思います」と具体的な数字も掲げた。
スプリングトレーニングでは、昨年大きな武器となったチェンジアップや「去年悪くなってしまった」というカットボールの精度向上に取り組むという。4年目のシーズンで、前田健太はさらに進化する。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)