巨人高田&和田、燕村上ら逸材揃い…1軍キャンプ抜擢、セ球団期待の若手は?
中日は5年目の強肩捕手、阪神は“矢野チルドレン”が1軍キャンプへ
○巨人
・高田萌生投手
2016年のドラフト5位で入団し、今季が3年目となる20歳の右腕。昨季のイースタン・リーグで11勝2敗、防御率2.69、勝率.846とファームのタイトルを総ナメにし、1軍デビューも果たした。チームは大補強を行って競争は激化することとなったが、先発ローテを奪い取るようなアピールをキャンプでは見せてもらいたい。
・和田恋外野手
2013年のドラフト2位で加入し、今季が勝負の6年目。昨季はイースタン・リーグで打率.296、18本塁打87打点の好成績をマークし、本塁打、打点、得点はリーグトップ、打率も2位だった。丸の加入もあって外野の競争は激しいが、定位置確保を期待したい1人だ。
○DeNA
・阪口皓亮投手
2017年のドラフト3位で入団した2年目の右腕。昨季はイースタン・リーグで18試合に登板して3勝9敗、防御率6.15だった。オフに侍ジャパンU-23メンバーにも名を連ねた高いポテンシャルを持つ右腕だ。
・細川成也外野手
2016年ドラフト5位で入団した大砲候補。2017年に1軍デビューし、初打席初本塁打の快挙を成し遂げた。昨季も期待の若手として注目されたものの、11試合の出場に終わり、期待に応えられなかった。今季は改めて1軍メンバー定着をかけてキャンプでアピールすることになる。
○中日
・加藤匠馬捕手
2014年のドラフト5位で入団し、5年目を迎える26歳。1年目に1軍で3試合に出場しているものの、昨季は1軍出場はなし。チームの捕手の中でも屈指の強肩を誇り、1軍キャンプに抜擢された。ソフトバンクの甲斐拓也捕手のように、スローイングを武器に、正捕手の座をつかめるか。
・渡辺勝外野手
2015年に育成ドラフト6位で入団した25歳。今オフに支配下契約を勝ち取ると、1軍キャンプに抜擢された。昨季はウエスタン・リーグで68試合に出場し打率.244、2本塁打。平田、大島といった主力外野手が2軍からマイペース調整をする中、首脳陣にアピールしたい。
○阪神
・浜地真澄投手
2016年のドラフト4位で加入し、3年目を迎える20歳。最速150キロ超の真っ直ぐを誇り、昨季は腰痛で出遅れたものの、復帰後はウエスタン・リーグで9試合に登板し、3勝1敗1セーブ、防御率1.00の好成績を残した。ファーム日本選手権でも先発を任され“矢野チルドレン”の1人と言われる。
・守屋功輝投手
2014年のドラフト4位で指名された25歳の右腕。右サイド気味の変則フォームを武器に、昨季は1軍で4試合に登板した。ウエスタン・リーグでは39試合に投げて2勝2敗2セーブ、防御率3.35とまずまずの成績を残している。こちらも“矢野チルドレン”の1人。
(Full-Count編集部)