台湾の強打者・彭政閔が今季限りで引退へ 生涯打率.334、2000安打も目前

2013年WBCでは台湾代表でも活躍した彭政閔【写真:Getty Images】
2013年WBCでは台湾代表でも活躍した彭政閔【写真:Getty Images】

記者会見を開き引退を表明、台湾メディアは「予想していた通り」

 台湾プロ野球リーグ(CPBL)の中信兄弟でプレーする40歳の大ベテラン、彭政閔(ポン・ジェンミン)が今季限りで現役を引退することを発表した。台湾メディアが報じている。

 彭政閔は2001年から兄弟一筋でプレー。2008年に自己最高の打率.391をマークするなど、5度の首位打者に輝いている。昨季まで通算1708試合出場で打率.334。924四球、1059三振はいずれもリーグ歴代最多で、出塁率.434もCPBL史上最高。昨季まで1957安打と通算2000安打も目前に迫っている。

 また、チャイニーズ・タイペイ代表として2004年アテネ、2008年北京と五輪に2大会出場。WBCにも2009年の第1回大会、2013年の第2回大会に出場した。

 地元メディア「アップルデイリー」は公式ツイッターで「彭政閔が今シーズン終了時に引退すると発表した」とレポート。また、ホームページでは速報で「予想していた通り、中心ブラザーズの精神的支柱だった彭政閔が記者会見で正式に引退を発表した」と伝え、本人が「私は今シーズンを最後に引退します」と話したことも紹介している。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND