中日松坂、米国永住権取得手続きのため渡米 キャンプはスロー調整

中日・松坂大輔【写真:荒川祐史】
中日・松坂大輔【写真:荒川祐史】

今春キャンプはブルペンには一度も入らず、スローペース調整を行っていた

 中日の松坂大輔投手が5日、グリーンカード(米国永住権)取得手続きのため、沖縄キャンプを離脱し、渡米した。球団が発表した。

 2007年に西武からポスティングシステムを利用してレッドソックスに移籍した松坂。その際に家族も住まいをボストンに移していた。2015年にソフトバンクに入団し国内復帰を果たした際も家族はボストンに残り、単身で日本に帰国。中日移籍後も名古屋で単身生活を送っていた。

 球団によると4、5日程度で帰国できるといい、帰国後はキャンプに再合流する。中日移籍2年目のキャンプとなった松坂は初日からブルペンに一度も入らず。キャッチボールでも約50メートルほどの距離での投球にとどめスローペースで調整を行っていたが、この離脱があることを見据えてのことだったよう。4日は昼頃には練習を終えて、その後、沖縄を離れていたようだ。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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