ロッテ井口監督が児童と交流 「初心を思い起こさせてくれる場所」
受け継がれていく“ゴールデンスピリット”
井口監督はそんな社会貢献活動を評価され昨年、「第20回ゴールデンスピリット賞」を受賞。アマ時代から開始し、20年以上にわたる活動の継続性と多岐性が評価された。
「生きている間はずっと活動をしていきたい。ずっと継続してやっていくことも大事。そういうことを若い選手に伝えることも大事。たとえ自分がマリーンズからいなくなっても、この交流を続けてほしい」
訪問後にマスコミに囲まれた指揮官は想いを熱く口にした。誘われた選手たちは率先して社会貢献活動を行う指揮官の背中にきっと想うことがあったはずだ。
6日は休日。7日からは第2クールが始まる。ここでもシート打撃など実戦を繰り返し、実戦感覚を養っていく。応援をしてくれる子供たちに勇気や希望を与えられる存在になるためには、練習の中で確かな手ごたえを掴んでいくしかない。来年こそは最高の報告をしたいと願う。雨のち曇り、22度。南の島にしては少し肌寒い一日。指揮官のぬくもりはきっと子供たちに届いたであろう。
(マリーンズ球団広報 梶原紀章)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)