ホークスドラ2杉山、打撃投手60点デビューも柳田から「エグッ!」
打撃投手41球に収穫と課題「投げ急いでしまった」「リリースの感覚わかった」
ソフトバンクのドラフト2位・杉山一樹投手が第2クール2日目となった6日、A組の打撃練習で初めて打撃投手として登板。塚田正義内野手、高田知季内野手を相手に41球を投げた。目の前に置かれたネットに苦しみ、自己採点は60点。「投げにくかった。投げ急いでしまいました。その分がマイナス40点ですね」と説明。それでも、「このキャンプで一番良かった。リリースの感覚も分かりました」と大きな手応えもつかんだようだ。
同僚の一流バットマンから励みとなる言葉もあった。登板前に三塁側で捕手役の栗原陵矢とキャッチボールをしている最中。走塁練習をしていた柳田悠岐外野手から、手で「スライダーを見せて」と合図された。目の前で大きく変化する軌道に、柳田は「エグッ!」とビックリされた。
この日の打撃投手では伸びのある直球でファールにさせる場面が多々あった。捕手を務めた栗原は「遠慮しているところもあったし、力もあまり入れてなかったですが、まとまっていました」と評価した。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)