歴代トップ3は王貞治、野村克也、張本勲…今季達成が予想される記録【塁打編】

ホークス内川は4月にも3000塁打到達か

◯3500塁打(過去29人)

なし

 阪神の福留孝介が阿部に次いで現役2位の3094塁打だが、これは難しいだろう。

◯3000塁打 (過去57人)

内川聖一(ソ)2977(2001-2018)あと23塁打
鳥谷敬(神)2921(2004-2018)あと79塁打
福浦和也(ロ)2780(1994-2018)あと220塁打
中村剛也(西)2772(2002-2018)あと228塁打
中島宏之(巨)2697(2001-2018)あと303塁打
松田宣浩(ソ)2624(2006-2018)あと376塁打
坂本勇人(巨)2624(2007-2018)あと376塁打

 ベテラン選手が並んでいる。ソフトバンクの内川は、万全の体調ならば4月中には達成が可能だろう。阪神の鳥谷は連続試合出場が途切れてから試合出場が減っている。昨年は65塁打だった。彼の場合は試合に出ることができるかどうかがポイントになる。

 以下の選手で今季の達成があるとすれば、西武の中村だろう。昨年は規定打席に達することができなかったが28本塁打を打ち、194塁打を記録した。昨年を上回る本塁打を打てば、大台をクリアする可能性はある。この中で昨年、規定打席に達したのはソフトバンクの松田と巨人の坂本だ。二人の塁打数は今、同数だが、今季中の3000塁打達成は難しそうだ。

 昨年の最多塁打は、パが西武・秋山翔吾の322塁打、セがヤクルト・山田哲人の305塁打。秋山は1842塁打、山田は1628塁打だが、この2人とソフトバンクの柳田悠岐(1575塁打)が、今後、NPBの塁打記録に挑戦することになるだろう。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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