菊池雄星、キャンプインへ「いよいよ始まる」 元西武ルブランに「頼もしい」
自分らしくメジャー1年目のキャンプへ「日本でやってきたこと以上は出せない」
西武からポスティングシステム(入札制度)でマリナーズに移籍した菊池雄星投手が11日(日本時間12日)、アリゾナ州ピオリアの球団施設でメディカルチェックを行い、翌12日(同13日)のバッテリー組のキャンプインに向けて「楽しみしかない」と胸の内を明かした。
ここまでの調整は順調で「いい状態でブルペンでも投げられてますし、ボールにもうまく対応できてるかなと思うので、これから実戦が入ってくる中でいかにできるかということと、早くチームに溶け込めるようにコミュニケーションを取りながらやっていきたいです」と話した菊池。待ちに待ったスプリングトレーニング開始へ向けて「本当に楽しみです。いよいよ始まるなと。楽しみでしかないですね」と笑顔で話した。
マリナーズには、2015年に西武でプレーしたウェイド・ルブラン投手が所属している。9日(同10日)には久しぶりに再会。「なんでも困ったことがあれば言ってと言ってくれて頼もしいですね」。1年目の菊池にとっては、大きな存在となりそうだ。
本格始動に向けて「日本でやってきたこと以上は出せないと思いますし、自分が今持っているものをしっかりと普通にやるということ、普通にやることが一番難しいことでもあるので、9年間やってきたものをそのまま出せればなと思います」と話す菊池。自分らしくメジャー1年目のキャンプを迎える。
(木崎英夫 / Hideo Kizaki)