キャンプ直前の菊池雄星、マ軍投手コーチが絶賛 「一級品の直球を持っている」
マリナーズのポール・デービス投手コーチがキャンプ直前の菊池を語る
西武からポスティングシステム(入札制度)でマリナーズに移籍した菊池雄星投手は12日(日本時間13日)にバッテリー組のキャンプインに合流する。すでにブルペン投球を行うなど、着々と準備を進める左腕に投手コーチも大きな期待を寄せている。球団公式サイトが報じている。
これまで菊池はアリゾナ州ピオリアの球団施設でブルペン投球、メディカルチェックを行うなどキャンプインに向け最終調整を行った。球団公式サイトは移籍1年目の日本人左腕についてポール・デービス投手コーチが太鼓判を押している様子を伝えた。
西武時代の9年間で通算73勝46敗、防御率2.77とエースとして活躍した菊池を「彼は興味深い男だ。現時点でとても素晴らしい。特に左腕として一級品の直球を持っている。空振りを奪う直球に見える」と、まずは150キロを超えるストレートを絶賛。
さらに「彼のスライダーは明らかに空振りを奪う球だね。彼は上手く球を回転させる。そして、彼の性格的に、向上心があるように見える。彼と一緒にトレーニングし、手助けすることを本当に楽しみにしている」と、もう一つの武器であるスライダーにも注目。マリナーズ投手陣の救世主として期待される左腕の合流を待ちわびている様子だった。
(Full-Count編集部)