現役左腕で最多勝、サバシアが今季限りで現役引退へ 米メディアが報じる
17日にヤンキースキャンプ地で会見を行う予定
ヤンキースの左腕、CC・サバシア投手が今シーズン限りで現役を引退すると米メディアが報じた。MLBネットワークのマーク・フェインサンド記者が「CC・サバシアは土曜日(16日=日本時間17日)に(米フロリダ州タンパのヤ軍キャンプ地)スタインブレナー・フィールドで2019年シーズン後に引退すると正式に発表する記者会見を行う」とツイート。MLB公式ページでも報じられている。
サバシアは1980年生まれ。7月に39歳になるシーズンで決断を下した。昨季は29登板で9勝7敗、防御率3.65の成績で、昨年11月にヤンキースと1年800万ドル(約8億9000万円)で再契約。12月には心臓の血管形成手術を受けていた。
インディアンス時代の2007年には34登板で19勝7敗でサイ・ヤング賞を獲得した剛腕で、09年にヤンキースに移籍。この年は34登板で19勝8敗と主戦投手として大車輪の活躍を見せ、ヤ軍のワールドシリーズ制覇に貢献した。2010年には自己最多の21勝(7敗)をマークしている。ヤ軍は功労者のサバシアの花道を作るべく、10年ぶりの世界一を目指していくことになる。
(Full-Count編集部)