大谷翔平の5月復帰に“手のひら返し”記者が新提言「今季は打席に立つべきでない」
大谷以外にもDH、一塁でプホルス、ボーアとタレントは存在
そして、この発言を踏まえて、記事では「それでは、オオタニは今季打席に立つべきではない。24歳で彼にはまだまだキャリアが広がっているのだ」と主張している。
昨季新人王に輝いた大谷だが、右肘の故障と向き合いながらたどり着いた栄光だった。特集では、2017年12月にエンゼルスと契約時から右肘靭帯にグレード1の損傷が確認されるなど昨季の右肘の経過と、チームとともに下した決断を振り返っている。
「ある時点では彼は手術が必要と伝えられた。その代わりに、オオタニは残りシーズンをDHでプレーすることを決断した。またしても、決断が最終的な彼の復帰を遅らせることになるかもしれない」
今季中の指名打者として復帰を急ぐことが、二刀流としての完全復活を遅らせる危険性があると主張している。
打者・大谷が欠場時のタレントも存在するという。昨季一塁で70試合に先発し、故障で悪化させた左ひざと右肘手術から復帰したアルバート・プホルス内野手がDHで、フィリーズからFAで獲得したジャスティン・ボーア内野手が一塁に入るために、名物コラムニストは「オオタニを急がせる理由は全く存在しない」とまで断言している。
不振のスプリングトレーニングから圧巻の大活躍でブルーム記者ら数々の米国人記者から掌返しの称賛を受けた大谷。打者として活躍しながら、投手としても予定通りの復活を遂げることで、またしても米国での悲観論を跳ね除けることができるだろうか。
(Full-Count編集部)