菊池雄星、短縮メジャーキャンプで得た収穫は? 「試行錯誤を繰り返して」
約12分、48球を投げ落差と軌道の違うチェンジアップにも取り組んだ
もっとも極端な修正は時としてマイナスにも働く危険性があり、「微調整の方がいいですね」と慎重さを忘れない菊池。直球とのコンビネーションで投球の7割を占める欠かせない球種の改良作業について、こう見解を示す。
「トライアンドエラー(試行錯誤)を繰り返してやっていくしかないと思うので。必要な工程かなとは思いますけど」
小雨が落ちる芝の上で続けた平地投球で約12分、48球を投げ、落差と軌道の違うチェンジアップにも取り組んだ。
「今日のテーマはスライダーだった。昨日よりもいい感覚がつかめました。チェンジアップも何球か投げましたけど、やっぱりまだまだ自分のものにできてないので、そこはいろんな人に聞きながらアドバイスをもらいながらやってます」
投球過多はご法度。キャッチボールや軽めの投球でブルペンの不足分を補うのが米国流。キャンプ3日目の短い練習で菊池はまた一つ収穫を得た。
(木崎英夫 / Hideo Kizaki)