菊池雄星、呼び名は「ユウセイ」で決着 Y・Kは「なくなりましたおかげさまで」

この日は野手の集合日でイチローと対面「ご挨拶しかできなかった」
マリナーズの菊池雄星投手は15日(日本時間16日)、アリゾナ州ピオリアでのキャンプ4日目を迎えバント処理を含めた守備練習などで軽めの調整を行った。
新しい環境にも慣れてきた様子で「流れとかもだいぶつかめてきました。選手の名前とか会話も少しずつ覚えてきて、楽しくやっています」と充実した表情。
守備練習ではいきなり二塁へ悪送球。熱血漢のコーチから「自分で拾いに行け!」の指示が出ると、一目散に走り笑いを誘うシーンがあった。場の雰囲気を和らげるのに一役買った格好だ。
チームメイトにも「ユウセイ」の名が浸透。首脳陣からイニシャルの「Y・K」呼ばれることに難色を示していた菊池は笑顔交じりで「それはなくなりましたね、おかげさまで」と明かした。
この日は野手の集合日で、マイナー契約から大リーグ19年目に挑むイチローもキャンプ施設に姿を見せたが、身体検査を控えていたため「ご挨拶しかできなかった。(明日からが)すごく楽しみです」と憧れの存在との会話が待ち遠しい様子だった。
菊池は16日(同17日)に、キャンプ2度目のブルペン投球を行う予定。
(木崎英夫 / Hideo Kizaki)
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