ヤンキース、セベリーノと4年総額44億円で契約延長 昨季19勝のエース右腕
5年目は球団側が選択権、2023年もヤンキースでプレーする可能性
ヤンキースは15日(日本時間16日)、ルイス・セベリーノ投手と2022年まで4年間、契約を延長したことを発表した。4年総額4000万ドル(約44億2000万円)で、2023年は球団側が選択権を持つ。
「ESPN」のジェフ・パッサン記者は、自身のツイッターで契約の詳細を伝えた。2019年は400万ドル(約4億4200万円)+200万ドル(約2億2100万円)の契約ボーナス、2020年は1000万ドル(約11億500万円)、2021年は1025万ドル(約11億3500万円)、2022年は1100万ドル(約12億1500万円)となっている。2023年はクラブ側が選択権を行使した場合、1500万ドル(約16億5700万円)で、破棄したらヤンキースがセベリーノに275万ドル(約2億9800万円)を支払う。
セベリーノは昨季、開幕投手を務めるなど32試合に登板し19勝8敗、防御率3.39の成績を残しエースとして活躍した。優れた奪三振能力を武器にするセベリーノは、2017、18年と2年連続で200奪三振を記録。球団の発表によると、ヤンキースで2年連続200奪三振を達成しているのはセベリーノの他にデービット・コーン(1997-98年)、ロン・ギドリー(1978-79年)の2人しかいないという。さらに2年合計での450奪三振はギドリーの記録(449奪三振)を抜いて歴代1位となっている。
MLB公式サイトは、アーロン・ブーン監督の「彼は素晴らしい投手で、ここに長くいてくれることを願っている」とのコメントを紹介。エース右腕は、名門ヤンキースを2009年以来の世界一へと導けるだろうか。
(Full-Count編集部)