侍ジャパン4番の最有力候補 巨人岡本に稲葉監督が求めているもの
「今年はもっともっと評価される大事な年になる」
昨秋から引き続いてメンバーに選ばれた岡本。稲葉監督は会見の場で、巨人の主砲に育ちつつある岡本に対して期待するところも語っている。「(昨年は)数字を残しましたけど、今年はもっともっと評価される大事な年になる。ここを乗り越えて、ジャパンに入ってほしいという思いもある。昨年、日米野球を戦って、今年も春、集めることで、ジャパンに対しての意識を強めてほしいという願いも込めて呼びました」。
昨季、巨人で4番を務め、史上最年少で「3割30本100打点」を記録した岡本。秋の「プレミア12」や来年の東京五輪に向けて戦力となるだけでなく、まだ22歳と若いだけに長く侍ジャパンを支える主砲となれる存在だ。稲葉監督は期待も込めて、もっともっと“日の丸”に対しての想い、貪欲さを持ってほしいと願った。
若いメンバー構成で挑むメキシコとの2試合。新戦力の“テスト”と国際経験の場と位置付けられるが、その一方で、侍ジャパンには常に勝利が求められる。その中でチームの“主砲”として期待される岡本和真はどんな活躍を見せてくれるだろうか。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)