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鷹・松田×ソフト山田が特別対談(3) チームを引っ張る2人の“リーダー像”

昨年、4年連続全試合出場を果たし、プロ13年目で初のベストナインを受賞したソフトバンクの松田宣浩内野手と、アテネ五輪で銅、北京五輪で金メダルを獲得した日立ソフトボール部の山田恵里外野手がFull-Countのスペシャル対談で今シーズンへの思いを激白した。

プレーで引っ張る両選手、ベテランの域に入っても「技術の衰えは感じない」

 プレーで引っ張っていくタイプだという2人だが、30代後半に差し掛かることもあり、今後どうしても体との付き合い方が大切になってくる。年齢的な衰えを感じる場面というのはあるのだろうか。

松田「体力が落ちてきたと思ったら考えなきゃいけないけど、まだ自覚はないですね。例年通り、若々しくやれたらいいなと思います。今年は36歳のシーズンなので、頭の片隅で『緩めていいかな』というのはありますが、体力の衰え、技術の衰えは感じない。そういう意味では、まだ向上していってもいいと思っています。40歳まではバリバリやりたいし、できるかなと思っています。4年連続で怪我なく全試合出られている。5年連続全試合出られるチャンスだと思っています。それが途切れたらまた考えますが、途切れるまではそこに挑んでいきたいですね」

山田「私はだいぶ体力の衰えを感じています。技術の衰えは感じていないけど、体力面はすごく感じています。そこはコントロールしながらやらなきゃいけない。練習をやらないと逆に怪我をするし、いいパフォーマンスにも繋がらない。上手くコンディションを作っていくのが今の課題です。それが来年の集大成になっていく。『これ以上やったら切れそうだな』という時があります。それがだいぶ早くなってきました。寒い時期とかヤバイです」

松田「14年目のシーズンになりますが、体力や技術よりも、気持ちの面が大きいかなと思います。若い選手は技術、体力が大事で、心が後にきますが、心が一番上になってもいい年になっている。年を重ねると、いろんなことを経験する。なので、より頭を使うし、心をしっかり持ってやっています。若い時は『誰でもいいわ』でいっていたけど、今は相手をより研究しています」

山田「気持ちがないと体が動かない年齢だと思います。気持ちをしっかり持って臨みたいですね。これまでいろいろな経験をしてきて『こういう風にしたらこういう結果になる』というのがわかる怖さも兼ね備えている。去年の世界選手権の決勝もそうなのですが『あの雰囲気が、オリンピックになったらもっとすごくなるのかな』と感じているのも怖さの一つです。来年の五輪に向け、そういう経験や怖さに勝っていかないと、金メダルは取れないなと思っています」

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