パドレス・マチャド誕生で…大物逃したフィリーズで熾烈なポジション争い
MLB公式「マチャドがフィリーズ入りすれば、フランコはトレードされるだろう」
フィリーズのマイケル・フランコ内野手が22日(日本時間23日)、レイズとのオープン戦で5回に今季OP戦1号ソロ。今季の正三塁手定着へアピールしたが、その舞台裏ではある大物FA選手の加入による“トレード放出説”があったという。MLB公式サイトが報じている。
昨季は131試合出場し、打率.270、22本塁打、68打点をマーク。16年から三塁のレギュラーとして活躍しているが、今季のポストシーズン進出を目指すチームはオフシーズン序盤から強打の内野手でFA市場の目玉だったマニー・マチャドの獲得を目指していた。記事では「フランコはマチャドがフィリーズと契約すれば、トレードされるだろうとオフ中に噂されていた」と言及。マチャドのパドレス入りが決まったため、トレード説は噂止まりだったが、フランコ本人はフィリーズでの今季躍動へ心を新たにしたに違いない。
それでも、チームには昨季147試合出場し、8本塁打&10盗塁を記録した24歳のキンガリーがいる。ポジション争いは熾烈となりそうだ。キンガリーもその試合で初回に三塁打を放つ活躍を見せており、記事でフランコは「キャンプが始まればいつでも競争がはじまる。自分は競争について深く考えない。ただうまくなろうとしているだけさ。自分の仕事をしようと思っているよ」と自身の役割に集中する考えを見せたが……。
大物FA・マチャドのパドレス行きは、さまざまなチームへ影響を与えているようだ。