大谷翔平が“ベンチ入り”もエ軍14失点大敗…リハビリは3日連続ティー打撃

ダグアウトから試合を観戦したエンゼルス・大谷翔平【写真:盆子原浩二】
ダグアウトから試合を観戦したエンゼルス・大谷翔平【写真:盆子原浩二】

ベンチ入りは昨季最終戦以来147日ぶり

 エンゼルスの大谷翔平投手が24日(日本時間25日)、レッズとのオープン戦で今季初めて“ベンチ入り”した。昨年10月初旬に右肘内側側副靭帯再建術(トミー・ジョン手術)を受けた影響で現在はリハビリ中。もちろん試合出場の機会はなかったが、ベンチから充実した表情で戦況を見つめた。

 大谷が3回裏から5回表までベンチ入り。昨年9月30日のレギュラーシーズン最終戦以来147日ぶりだった。時折、白い歯を見せつつ、ベンチの最前列から同僚たちの戦いぶりを見守った。エ軍投手陣が17安打14失点して大敗したが、久々の試合視察はリハビリの活力となったに違いない。

 この日もチームとは別メニューで調整し、3日連続ティー打撃で25球。素振りは15スイングし、筋力トレーニングした。オースマス監督は「進展はないよ。しばらくティーに集中することになる。スケジュール通りだよ。もし進展があれば、そのときは発表する」。エプラーGMも「スケジュール通り。(実戦復帰時期は)それがいつかは言えない。次(のリハビリ段階)はフリップ(トスバッティング)。集中するしかない。それしかない」と慎重だった。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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