飲酒運転&“逃走”の姜正浩がOP戦で2連発 指揮官興奮「この男はクレイジー」
16年オフに母国・韓国で飲酒運転で事故を起こした姜正浩
昨年11月にパイレーツと年俸300万ドル(約3億4200万円)プラス出来高払いで再契約した姜正浩内野手が24日(日本時間25日)、マーリンズとのオープン戦で2打席連続アーチを放った。
16年オフに母国・韓国で飲酒運転で事故を起こし、メジャーの舞台から遠ざかっていたが、昨季終盤にメジャー復帰。完全復活を目指す男が最高のスタートを切った。
姜正浩は「5番・三塁」でオープン戦初出場。2回の第1打席で左翼席へ1号ソロ、4回の第2打席でも左翼席へ2号ソロを放ち2打数2安打2打点と大暴れ。パイレーツ公式サイトも「カンが春の初戦で本塁打を2本放つ」と見出しを付け姜正浩の活躍を報じている。
記事では飲酒運転で事故を起こした事により17年、18年の約2年間メジャーから遠ざかったことに言及し「カンは今、ペースを取り戻そうとしている。しかし、この31歳の三塁手は、春の初戦で懸念を消し去った可能性が高い」と、順調な仕上がりを見せていることを伝えた。
クリント・ハードル監督も「(ベンチコーチの)トミー・プリンスと顔を見合わせ、『この男はクレイジーだ。クレイジーなことができるんだ』と言ったよ。彼は自信を持っているね」と称賛。最高のスタートを切った姜正浩も「またパイレーツでプレーできて嬉しい。冬にしっかりと準備したんだ。実際、良い感覚と体の状態を保てたよ」と手応えを口にしている。
(Full-Count編集部)