元オリ助っ人のカラバイヨが引退、BC群馬が発表 米国でトヨタ販売員に転身

カラバイヨのNPBでの成績一覧
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BC群馬ではMVPや3冠王に輝くなど活躍「トヨタのディーラーからオファーをいただいた」

 独立リーグ・ルートインBCリーグの群馬ダイヤモンドペガサスは25日、元オリックスのフランシスコ・カラバイヨ外野手の任意引退を発表した。現在は米フロリダ州のトヨタのディーラーで働いているという。

 ベネズエラ出身のカラバイヨはアストロズ傘下マイナー、米独立リーグを経て、2009年に四国・九州アイランドリーグの高知ファイティングドッグスに入団。さらに、2010年にはBCリーグの群馬に移籍し、同年7月にはオリックスと契約した。

 1年目は36試合出場で7本塁打を放つも、2011年は負傷もあって4試合の出場に留まり戦力外に。2013年は群馬に復帰すると、打点王と本塁打王の2冠でシーズンMVPに。翌2014年には3冠王に輝いた。

 2015年にはオリックスに復帰。64試合出場で12本塁打をマークするも自由契約に。2016年からは再び群馬に復帰していた。

 群馬では選手兼コーチとしても貢献していた35歳のカラバイヨ。群馬は25日に退団、任意引退を発表した。本人は公式HPで「今まで応援ありがとうございました。まだ野球をやりたかったですが、アメリカのフロリダでトヨタのディーラーからオファーをいただいたのと、家族と一緒に過ごしたかったということもあり、この様な決断となりました」と引退の理由を明かしている。

 さらに、「現在は、ディーラーで働きながらフロリダの地域の子供の野球チームでコーチとしても活動しています。またいつかチャンスがあれば何らかの形で群馬に戻りたいと思っています。私は居ませんが、これからも引き続き群馬ダイヤモンドペガサスの応援をよろしくお願いします」と、将来の群馬“復帰”にも意欲を見せた。

(Full-Count編集部)

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