巨人の岡本がOP戦1号の逆転サヨナラ弾 チーム5得点中、4打点の活躍で存在感
昨季33本塁打の主砲、スタメン野手唯一のフル出場で大暴れ
■巨人 5-4 ヤクルト(オープン戦・2日・東京ドーム)
巨人の岡本和真内野手が2日、ヤクルトとのオープン戦(東京ドーム)でオープン戦1号となるサヨナラ2ランを放ち、試合を決めた。
1点を追う9回、ヤクルト5番手の風張から石川慎吾外野手が内野安打で出塁。続く、山本泰寛内野手は粘るも三振。1死一塁でこの試合、唯一のスタメン野手フル出場となっていた岡本が5回目の打席に入った。2球目のスライダーはタイミングが合わずに空振りしていたが、次の3球目でも投げてきたスライダーにはタイミングを完璧に合わせて、右翼席へ放り込んだ。
岡本は第3打席で、走者を2人置いた状況から右翼フェンス直撃の2点適時三塁打。この日のチーム5得点中、4点をたたき出した。勝負も決める頼りになる4番の仕事だった。
オープン戦とはいえ、開幕投手最有力のエース・菅野智之投手が3回パーフェクトと完璧な投球を見せ、1番の吉川尚輝内野手、2番の丸佳浩外野手が機能。一時は逆転されるも、1点を追う9回に登板した左腕の吉川光夫投手が流れを呼ぶ力投を見せ、岡本のサヨナラ弾につながった。今年、本拠地最初のオープン戦で巨人は幸先の良いスタートを切った。
(Full-Count編集部)