オリックス山本、最速152キロマークし2回1安打無失点 先発転向に向け順調
今季から先発に転向する高卒3年目の山本
■オリックス-ヤクルト(オープン戦・5日・京セラドーム)
オリックスの山本由伸投手が5日、ヤクルトとのオープン戦で5回から2番手で登板。2回無安打無失点、3奪三振、ストレートは最速152キロをマークするなど圧巻の投球を見せた。
5回からマウンドに上がった山本。先頭の6番村上を140キロのスプリットで3球三振、続く7番西浦を135キロのスライダーで空振り三振、8番中村を151キロの直球で遊ゴロに仕留める。
6回は9番塩見を149キロの直球で右飛、1番坂口を147キロのシュートで空振り三振、2番青木には152キロの直球を中前へ弾き返されたが続く山田を右飛に仕留め予定された2イニングを無失点で切り抜けた。
カットボール、シュート、カーブを混じえ先発仕様の配球だったが、自慢の直球は最速152キロを記録するなど圧巻の投球内容だった。侍ジャパンにも初選出され、今季から先発に転向する高卒3年目が順調に調整を進めている。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)