西武辻監督、打線機能に手応え 開幕ローテ狙う高橋光の好投にも「嬉しいね」
3出塁の金子侑を1番に据えた打線に手応え「1番で塁に出られればね」
■西武 11-3 ソフトバンク(オープン戦・5日・ヤフオクドーム)
5日、ソフトバンクとのオープン戦(ヤフオクD)で昨年のリーグ覇者・西武が大勝した。ソフトバンク先発の武田から栗山が3ランを放つなど3回8安打6失点と攻め、その後も山川の満塁本塁打でソフトバンクを突き放した。
対外試合から1番を任されている金子侑が二塁打を含む3出塁で存在感を発揮。打線が機能し、大量得点のきっかけを作った。辻監督は「(金子侑が)1番で塁に出られればね」と理想の攻撃に手応えを感じていた。
この日は球団から多和田、内海と開幕ローテが内定していた2投手の離脱が発表されたばかりだったが、B班(2軍)からの逆転開幕ローテを狙う高橋光が先発し5回2失点とアピール。辻監督は「こういう状況だしローテに入るという気になって投げてもらわないと」と5年目右腕に自覚を促した。一方で、この日の猛アピールに「先発の一人として投げてくれた。嬉しいね」と目を細めていた。
(安藤かなみ / Kanami Ando)