日ハム斎藤佑、早実V以来4583日ぶりの甲子園先発へ「結果が第一」

金子とのキャッチボールから貪欲に学ぶ「力の使い方がうまい」

 ここまで実戦2試合で計5回無安打無失点。3日にイースタン教育リーグで先発する予定だったが、雨天中止となり、今季3度目の実戦マウンドとなる。「ストライクゾーンで勝負できている」と手応えを口にするが、実戦登板は2月20日以来。中16日となる登板に、怖さもあるという。

「(登板)間が空いてしまったので、『ここで良くなかったら』と考えてしまうこともあります。だから集中して。結果を求めてやるだけです」

 復活へのヒントも得ている。オリックスから加入した金子弌大だ。14年にリーグMVP、沢村賞を獲得した通算120勝を挙げている技巧派右腕とのキャッチボールから貪欲に学んでいるという。

「(リリースまで)力がすごい抜けていて、全部の球に指がかかっている。力の使い方がうまいなと思います。僕の場合はその日によって違ったりしちゃいますが、金子さんは全然変わらない。参考にしたいです」

 1月の米グアム自主トレでは糖質制限の食事法を取り入れて体重74、75キロに。「今は好きなものを食べてます」というが、周囲からは引き締まった表情を度々指摘されている。

「今のところは状態をキープできているんですけど、打者もシーズンモードに入ってくる。目も慣れてきますから。ここからが勝負ですね。開幕まで自分の状態を上げていかないといけない」

 聖地での“虎狩り”で開幕ローテ入りへ弾みをつける。

(Full-Count編集部)

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