「レンジャーズに数人当てたい選手いる」―ダルビッシュの“衝撃発言”に知将爆笑「面白いね」
開幕2戦目31日の古巣・レンジャーズ戦での先発が有力視されている「数人当てたい選手がいる。ギャロとオドルだよ」
カブスのダルビッシュ有投手が8日(日本時間9日)、米アリゾナ州メサのスローン・パークでマイナーチーム相手に実戦形式の練習で登板。4回3奪三振1四球、1安打無失点と順調な仕上がりを見せた。昨季は右腕の相次ぐ故障に苦しみ、わずか8試合登板で1勝止まり。今季の完全復活が期待されている。
チームではすでにエース左腕、ジョン・レスターの開幕投手(3月28日、敵地レンジャーズ戦)が決まっている。その後の先発ローテーションは決まっていないが、スプリングトレーニングで順調な仕上がりを見せているダルビッシュは開幕2戦目、3月30日(日本時間31日)の敵地レンジャーズ戦での先発登板が有力視されている。大阪生まれでユーモアたっぷりの右腕。米メディアの取材中にこんなやり取りがあったようだ。地元紙「シカゴ・トリビューン」が報じている。
記事ではダルビッシュが「数人当てたい選手がいるんだ。ギャロとオドルだよ」と“衝撃発言”をしたことを紹介。ダルビッシュにとってギャロとオドルはレンジャーズ時代のチームメート。もちろんジョークと知っていた記者はダルビッシュのコメントをそのままマドン監督へ伝えたという。知将は大喜びだった。
「彼は面白いね。ユーモアのセンスがあるよ」
続けて記者は「ダルビッシュの、この願いを叶えさせるか?」と追加質問したが、知将はこう答えたという。
「いいかい。もし私がそのようなことを話し始めたら、(MLBから抗議の)電話がかかってくるよ。このことについて話せないよ。これは(ダルビッシュの)冗談なのだから」
ダルビッシュの2019年初陣はまだ明らかとなっていない。それでも、ダルビッシュの順調な仕上がりは、こういったユーモアある取材対応からも伝わってくる。
(Full-Count編集部)