田中将大がコメント発表 震災から8年「今だからこそ、風化させてはいけない」
東日本大震災発生から8年が経過、元楽天右腕は「しっかりと後世に伝えていく」
ヤンキースの田中将大投手が、東日本大震災発生から8年が経過した11日、コメントを発表した。
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東日本大震災で被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
震災直後に訪れた被災地の光景は、
今でも鮮明に覚えています。
その震災の記憶と経験を、
しっかりと後世に伝えていく。
8年という月日が経過した今だからこそ、
風化させてはいけないと、
あらためて、そして強く思います。
野球を通じてできること、
ひとりの人間としてできることは限られているかもしれませんが、
自分自身を成長させてくれた宮城、
そして東北の地に、
微力ながら貢献できればと思っています。
ニューヨーク・ヤンキース
田中 将大
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田中は2006年の高校生ドラフト1巡目で楽天に入団。2014年にポスティングシステム(入札制度)でヤンキースに移籍するまで、仙台で生活した。震災から2年後の2013年には、24勝0敗という驚異的な成績を残し、楽天の球団史上初の日本一に大きく貢献。ヤンキース入団後もオフは毎年、東北地方を訪れている。今季は、日本人としてメジャーでは最多となる4度目の開幕投手を務めることが決まっている。
(Full-Count編集部)