元西武木村、クリケット挑戦の理由を本場インド紙に語る 「アイデアが実に面白い」
オーストラリアでクリケットに挑戦中の元広島、西武の木村昇吾
広島、西武などで活躍した木村昇吾はクリケット選手に転身し2年目のシーズンを迎える。本場インドメディアは現在オーストラリアのチームに所属する木村の特集を組みこれまでの歩みを報じている。
インドメディアのは「The Citizen」は「ショウゴ・キムラの野球からクリケットへの転身“楽しい”」と見出しを付けプロ野球選手からクリケット選手に転身した木村のインタビュー原稿を紹介している。
木村は2017年に西武を退団。記事では野球界に残ることを選ばなかった理由を「スポーツ選手として現役を続けるという熱意が残っていると、木村は感じていた」と、プレーヤーとしての思いが強かったことをレポート。
日本では馴染みの少ないクリケットを選んだ理由については木村自身は「クリケットをプレーするというアイデアが実に面白いと感じました。クリケットについてあまり詳しくはありませんでしたが、(野球の)技術が応用できると考えていましたし、そのチャレンジにワクワクしていました」と語っている。
クリケットに転身し約1年が経ち「興味深いし、楽しい」と答える木村。野球との共通点もいくつかあるが「動きが自然にできるようにトレーニングしなければなりません。バットの使い方、そして色々な方向へ打球を飛ばすための、新しい方法も学ぶ必要があります」と、まだまだ成長過程であることを口にしている。
プロ野球界から初のクリケット選手への転身。「素晴らしい可能性を秘めていて、日本でも人気が高まり続けることができると信じています」と、日本でクリケットが浸透することに期待を込めている。
(Full-Count編集部)