阪神戦力外の西岡が新天地・独立BC栃木へ 背番号「1」で再スタート
ロッテ、米大リーグ・ツインズ、阪神と渡り4球団目で再起目指す
昨年限りで阪神を退団した西岡剛内野手が今季からルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスに入団することが12日、同球団から発表された。背番号は米大リーグ・ツインズ時代につけていた「1」で再スタートを切る。
西岡は2003年に大阪桐蔭高からドラフト1巡目でロッテに入団。俊足好打の内野手として1年目から1軍に出場。05、06年に盗塁王、10年には3割4分6厘で首位打者に輝いた。ロッテで2度の日本一に貢献し、11年から米大リーグのツインズに移籍した。しかし、メジャーではけがに苦しみ、2年間で通算71試合の出場に終わった。2013年に阪神で日本復帰。昨年、戦力外になった後はトライアウトを受け、現役続行に意欲を示していた。
栃木は昨年まで巨人を退団した村田修一氏(現巨人ファームコーチ)が在籍し、注目された。また、今季からは前巨人の寺内崇幸氏が監督に就任。守備走塁コーチに岡田幸文氏がロッテから派遣されるなど、首脳陣や現役選手に元NPB選手が多い。他にもNPB入りを目指す若手も多くおり、その中で西岡も再びNPBの舞台を目指し、戦っていくことになる。