大谷の元女房役マルドナードがロイヤルズ入り1年最大4.4億円 正捕手ペレス離脱
ペレスはトミー・ジョン手術で今季絶望
昨季エンゼルスとアストロズでプレーした捕手マーティン・マルドナードが11日(日本時間12日)、ロイヤルズと1年250万ドル(約2億7900万円)プラス出来高で契約を結んだ。同日に球団が発表したもの。
大谷翔平投手の女房役として、メジャー1年目を支えたマルドナードの新天地が決まった。FAとなり、移籍先を探していたが、スプリングトレーニングが始まっても決まらず。だが、2015年にロイヤルズ世界一の立て役者となった正捕手サルバドール・ペレスが右肘靱帯を損傷し、トミー・ジョン手術と呼ばれる靱帯再建手術を受け、今季絶望となってしまった。
これを受けて、ロイヤルズは捕手を緊急補強。マルドナードに白羽の矢が立った。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者によれば、マルドナードは最大140万ドル(約1億5600万円)の出来高がつき、年俸は最大390万ドル(約4億3500万円)に達するという。
攻撃の要でもあった正捕手を欠いたロイヤルズだが、動きの遅いFA市場のおかげで、その穴を埋めることに成功した形となった。
(Full-Count編集部)