スター街道歩む元Gマイコラス、地元で「我を忘れた」喜びの出来事とは…
キャンプ地のフロリダ州ジュピターは地元、有名人の写真がズラリと並ぶ飲食店の壁に…
昨年、巨人からカージナルスに加入し、ナ・リーグ最多勝に輝く活躍を見せたマイルズ・マイコラス投手。今季は開幕投手を務めることが決定し、来季から4年総額6800万ドル(約75億7000万円)で契約を延長するなど、“スター街道”を駆け上がっている。そして、それを本人も実感しているようだ。地元テレビ局「KSDKニュース」は「この写真はマイルズ・マイコラスが今スプリングトレーニングで最も誇りに思っているものだ」とのタイトルでインタビュー映像を公開。マイコラスは、小さい頃から行きつけの店に自分の写真が飾られたことを喜んでいる。
カージナルスのスプリングトレーニングが行われているのはフロリダ州ジュピター。マイコラスはこの地で育った。ビーチに行く前や野球をした後は、地元飲食店「The Connection Subs」で何度もお気に入りのサンドウィッチ「ミートボール・サブ」を買ったという。
「小学生の頃から、野球の後はサンドウィッチを買って、ビーチに行き、ボートに乗ったりしていたよ」
インタビューの中でこう話すマイコラス。店内には「ホール・オブ・フェイム(殿堂)」にかけた「ウォール(壁)・オブ・フェイム」というコーナーがあり、バート・レイノルズ(俳優)、リック・アンキール(元カージナルス)など、この地元人気店でサンドウィッチを購入したスターのサイン入り写真が飾られている。そして、新たにマイコラスが壁に加わったのだ。
「あの壁に飾られるのは本当に名誉なことだ。気がついたときは我を忘れたよ。最高だね」
「Connection Subs」の「ウォール・オブ・フェイム」とチャンピオンリングならどちらを選ぶか聞かれたマイコラスは「チャンピオンリングをとるよ。スポーツにおいて究極の偉業だと思うんだ」と答えている。
「ミートボール・サブ」を食べ、士気を高めるマイコラス。「ウォール・オブ・フェイム」の栄誉に続き、チャンピオンリングも獲得することはできるだろうか。
(Full-Count編集部)