MLB、8月末の「第2のトレード・デッドライン」を廃止へ…新ルール続々誕生

ロブ・マンフレッドMLBコミッショナー【写真:Getty Images】
ロブ・マンフレッドMLBコミッショナー【写真:Getty Images】

8・31のトレード期限を廃止し、7・31をトレード期限に 20年からロースター26人に

 大リーグ機構(MLB)と選手会(MLBPA)は2019年シーズンから7月31日を厳密なトレード期限とすることで合意。複雑なウエーバーシステムが絡む8月31日のトレードを廃止する。米メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者、米スポーツ専門局「ESPN」のジェフ・パッサン記者ら米複数メディアが報じている。

「第2のトレード・デッドライン」が廃止となった。近年では17年8月末にタイガースのジャスティン・バーランダー投手がアストロズへ移籍し、同年のワールドシリーズ制覇に貢献。エンゼルス大谷翔平投手の同僚、ジャスティン・アップトン外野手も8月末のトレードでタイガースからエンゼルスへ移籍している。

 昨年はインディアンスが15年MVPのジョシュ・ドナルドソン内野手をブルージェイズから獲得。ヤンキースは13年MVPのアンドリュー・マカッチェン外野手をジャイアンツから獲得している。ウェーバー公示なしのトレード期限となる7月末に比較すれば数が少ないものの、ビックネームが移籍するケースが多々あった。

 また、2020年からチームの公式戦に出場できるロースター枠が25人から26人(投手は最大13人)に拡大する。その一方で、9月のロースター枠を40人から28人(投手は最大14人)に縮小する。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY