巨人炭谷、難病の子供と家族を支援へ「微力ながらサポートを継続したい」
西武時代の15年から支援活動 先発マスク勝利で1万円を寄付
巨人は15日、西武からFA加入した炭谷銀仁朗捕手が今季も難病を患う子供とその家族を支援活動を行うと発表した。西武時代の15年から支援活動を行っている。
寄付内容は炭谷が公式戦で先発捕手として出場し、勝利を挙げた場合に1万円。さらに、炭谷が安打を1本打つごとに1万円を寄付型クラウドファンディングサイト「LIFULLソーシャルファンディング」を通じて、公益社団法人「難病の子どもとその家族へ夢を」に寄付する。安打数に応じた寄付は今季からの取り組みとなる。
また、公益社団法人「難病の子どもとその家族へ夢を」を通じて、難病を患う子どもとその家族を東京ドームで開催される公式戦に招待する。4試合で各30人、計120人の予定。さらに、シーズン中に埼玉県内の病院、シーズン終了後には東京都内の病院を訪問する。同じ支援活動を行っている西武の武隈祥太投手と一緒に訪問する予定だ。
炭谷は球団を通じ、「プロ野球選手として少しでも社会に役立つ活動をしたいと思い、2015年から支援を始めました。全国では25万人以上の子どもが長期療養を要する難病を患っていて、その周りには子どもと一緒に病気と向き合う家族がいらっしゃいます。微力ながら子どもたちや家族のサポートを継続していきたいと思います。今年から巨人軍へ移籍しましたが、自身の活躍がより多くの方への支援につながることを大きなモチベーションにして頑張ります。この活動にご賛同いただけるファンの皆さま、ぜひ私と一緒に支援活動を行っていきましょう!」とコメントしている。
(Full-Count編集部)