台湾のイケメン「サブマリン」が注目する日本選手は…鷹の「サブマリン」
ロッテ戦のために来日したラミゴ、元同僚の王柏融は「お兄さんみたいな存在」
台湾のラミゴモンキーズは14、15日とZOZOマリンスタジアムでの交流試合でロッテと対戦するために来日。イケメンサブマリンとして人気を集めるホワン・ズーポン投手は、同じ「サブマリン」のソフトバンク高橋礼投手に注目していることを明かした。
2017年のドラフトでラミゴモンキーズから指名を受け入団した24歳。2018年の11月に行われた侍ジャパンとの壮行試合では、チャイニーズ・タイペイ代表にも選出された。日本で注目している選手は、この試合で日本代表にも選出されていた、ソフトバンクのサブマリン・高橋礼投手だ。
「実際に投げているボールを見ましたが、スピードがありました。自分もどうやったら球速を上げられるか、興味深く見ていました」
コーチの助言がきっかけでアンダースロー投法にしてからは、コントロールが安定するようになったという。同じくサブマリン投法で知られ、通算284勝を挙げた山田久志氏もよく知っており、ピッチングフォームを真似して見せた。日本のピッチャーも投球の参考にしており、牧田和久投手(パドレス)もよく見ているそうだ。
チームの主砲で、オフに日本ハムに移籍した王柏融(ワン・ボーロン)外野手は大学の先輩にあたり、自身も日本でプレーすることを夢見る。
「とても面倒見がよくて、自分にとってお兄さんみたいな存在です。王選手は台湾プロ野球界の象徴なので、台湾代表として頑張ってほしいです。自分もいつか日本でプレーしたいです」
15日の試合では6回にロッテのケニス・バルガス内野手に同点の2点打を浴びた。「プロで長く活躍して、ピッチャーの記録を作れる投手になりたい」と話すアンダースロー右腕のこれからの成長に期待したい。
(篠崎有理枝 / Yurie Shinozaki)