燕復帰の五十嵐が古巣ホークスに1回2失点「可愛がってやったのに…」
ソフトバンク戦での7回から救援し、1回3安打2失点
■ソフトバンク 7-5 ヤクルト(オープン戦・17日・神宮)
10年ぶりにヤクルトに復帰した五十嵐亮太投手が17日、ソフトバンクとのオープン戦(神宮)でOP戦初登板した。昨季まで所属した古巣を相手に1回3安打2失点。ホロ苦い復帰戦となった。
4-5で迎えた7回から3番手としてマウンドへ上がった。9番牧原に148キロの直球を投手返しのライナーで中前へ運ばれ、1番上林にもナックルカーブを左前打とされた。犠打で1死二、三塁とされると、塚田の右犠飛、釜元の投手強襲安打で2点を失った。「可愛がってやったのに、可愛くない。試合だから仕方がないが」と苦笑いを浮かべた。ヤクルトのユニホームで本拠地・神宮球場で登板するのは10年ぶりだった。「すごく沢山のファンの声援で、嬉しい気持ちの中で、結果が出せなかったのは残念だった。全球種でタイミングが取りやすい球になってしまった」と修正点をあげた。
小川監督は「今日でどうこうはない」と中継ぎ右腕としての信頼は変わらない。試合後には恒例の出陣式が行われた。昨季ヤクルトに復帰した青木は「マウンドに立った姿を見てうれしくなった」と39歳右腕の復帰を喜んだ。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)