ヤクルト石川、4回2失点で開幕ローテ当確ならず 小川監督「今言うと枠が減る」
ソフトバンクとのオープン戦で先発 4回に3四球と制球乱す
■ソフトバンク 7-5 ヤクルト(オープン戦・17日・神宮)
ヤクルト18年目、石川雅規投手が17日、ソフトバンクとのオープン戦(神宮)で先発し、4回4安打2失点。開幕ローテーション入りは先送りとなった。
初回1死から今宮に左越え本塁打を浴びると、4回は1死二塁からデスパイネに右前適時打を許した。この回だけで3四球と制球が乱れた。4回4安打2失点、2奪三振3四球だった。
3日の巨人戦は3回無失点。10日の教育リーグ日本ハム戦も5回無安打投球で順調な仕上がりを見せていたが、開幕を前に制球面で不安を残した。小川監督は「ちょっと制球できていない。完全なボール球が何球か続いていて」と話した。
昨年は7勝止まり。今季は4年ぶりの2桁勝利が期待される。「開幕ローテ確約は」と問われた指揮官は「今言うと、(先発)枠が減る」とさらなる先発ローテ争いを望んだ。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)