「初めまして坂本勇人です」 イチロー御前試合で感動の豪快ソロ
イチローは故郷のヒーロー 試合前に挨拶「本当に感動しました」
憧れのイチローの前で躍動した。兵庫・伊丹市出身の30歳にとって、少年時代にオリックスで活躍していたイチローは故郷のヒーロー。これまで対面する機会はなかったが、この日の試合前練習中に挨拶に出向いた。特別な時間となったようだ。
「気さくに声をかけていただいたので、本当に感動しました。『初めまして、坂本です』とあいさつしたんですけど、『初めましてじゃねぇだろ』と。認識していただいていたので、すごくうれしかったです。走る姿だったり、打席に立っている姿を見られるだけでもすごく幸せなこと。明日もそういう少しファン目線で見たいなと思います」
野球少年のような笑顔を見せた。
マリナーズのジェリー・ディポトGMは2005年から11年までダイヤモンドバックスのスカウト部長を務めていた。11年から坂本の才能に注目し、16日には「凄まじいポテンシャルがあった。彼はスペシャルな選手になれると評価していました。線は細かったけれど、身体能力は抜群でした。彼がどんなプレーをするのか、どんな成長を遂げたのか、本当に楽しみにしています」と期待する中での大暴れだった。
「1打席1打席残りも少なくなってきたので、残りを大事に、1試合1試合大事にしていきたいなと思います」
イチローとの“出会い”、そして御前試合での躍動。全てを力に変え、2019年のV奪回に挑む。
(Full-Count編集部)