救援中心のアスレチックス、ローテ中心のマリナーズ 先発・菊池雄星に高まる期待

開幕第2戦目には今季から移籍した菊池雄星が先発のマウンドに上がる

○先発投手

8 リーク(31) 31試31先10勝10敗0SV185.2回率4.36
*7 ゴンザレス(27) 29試29先13勝9敗0SV166.2回率4.00
34 ヘルナンデス(32) 29試28先8勝14敗0SV155.2回率5.55
*49 ルブラン(34) 32試27先9勝5敗0SV162回率3.72
*18 菊池雄星(27) 23試23先14勝4敗0SV163.2回率3.08(西武)

○救援投手

35 ギアリン(31) 62試0先2勝1敗1SV57.1回率3.77(ジャイアンツ、レンジャーズを経て昨シーズン中に入団)
43 ストリックランド(30) 49試0先3勝5敗14SV45.1回率3.97(ジャイアンツ)
60 ブラッドフォード(29) 46試0先5勝0敗0SV53.2回率3.69
26 トゥイバイララ(26) 36試0先4勝3敗0SV37回率3.41(カージナルスから昨シーズン中に入団)
30 スウォーザック(33) 29試0先0勝2敗4SV26.1回率6.15(メッツ)
*55 エリアス(30) 23試4先3勝1敗0SV51回率2.65
53 アルタビラ(26) 22試0先3勝2敗0SV20.2回率2.61
59 ロスカップ(30) 17試0先0勝1敗0SV11.1回率4.76(ドジャース)
37 アームストロング(28) 14試0先0勝1敗1SV14.2回率1.23
52 ランブロー(27) 13試0先0勝0敗0SV17.2回率6.11
67 フェスタ(26) 8試1先0勝0敗0SV8.1回率2.16
46 バティスタ(23) 5試0先0勝1敗0SV4.1回率12.46(ヤンキース)
65 ブレナン(27)(メジャー出場なし)

 現時点では先発は5本柱。NPBの西武から移籍した菊池も含めれば10勝投手が3人。こちらは対照的にオーソドックスな、先発重視型の投手陣だ。左腕エースのパクストンがヤンキースに移籍した穴を菊池が埋めた形だ。5人の先発陣のうち3人が左腕。

 岩隈久志とともに永年チームを引っ張ってきたキングことフェリックス・フェルナンデスも衰えが見える。18日の試合も巨人に打ち込まれていた。マイク・リークも17日の巨人戦で投げた。今季、このベテラン2人はローテの3,4番手という位置づけのようだ。

 救援陣もクローザーのディアス、セットアッパーのコローメが抜けた。ストリックランド、スウォーザックらを獲得したが、弱体化は否めない。昨年メジャーデビューしたフェスタあたりに期待がかかる。

 マリナーズの陣容を見ると、菊池雄星への期待の大きさが見えてくる。まだメジャーで1球も投げていないが、ローテの中心として活躍することが求められている。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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