ロッテ井口監督、先制ソロを含む2安打の加藤を高評価「必死さが出てる」
ブランドンの先発枠入りへ「ローテでいけると思います」
■西武 3-1 ロッテ(オープン戦・20日・メットライフ)
ロッテは20日、西武とのオープン戦(メットライフ)を行い、1-3で敗れた。
前日19日、西武打線のお株を奪うような猛攻でオープン戦の連敗を止めたロッテ。西武先発・高橋光成の前に7回4安打1失点に抑えられるなど打線が沈黙したが、ここ3試合「2番・右翼」でスタメン起用が続いている加藤翔平が開幕スタメンへアピールした。初回にOP戦1号ソロを含む2安打と活躍。前日の3安打に引き続き2試合連続のマルチ安打を記録した。井口監督も「このところ調子が良いね。必死さが出ている。今、外野手では角中と(加藤)翔平が調子が良い。翔平はいろいろできる。足もあるので、しっかりアピールしてもらえれば」と、生き残りをかけアピールを続ける7年目のスイッチヒッターの活躍を評価した。
オープン戦初先発となったブランドン・マンは4回70球2失点。失点は西武8番木村文紀のソロと併殺崩れによるものだった。井口監督は「ランナーは出していましたけど、要所ではしっかり押さえてくれていた。三振も取れていましたし、ローテーションで行けるとおもいます」と、今年日本球界に復帰した助っ人左腕の先発ローテーション入りを示唆した。
オープン戦は残り3試合だが、明日21日は本拠地ZOZOマリンスタジアムに戻っての阪神戦。今季オープン戦未勝利の本拠地で、ファンに勝利を届けるか。開幕投手・石川歩の投球と、ここ2試合安打が出ている4番井上晴哉の打撃に注目したい。
(岩国誠 / Makoto Iwakuni)