イチロー、メジャー現役最高齢選手に 2位は来日中のアスレチックス、ロドニー
昨年まではバートロ・コロンが最年長
4位はドジャースの左腕ヒル。5位から8位までの4人は、日本でいう「松坂世代」だ。6位、ツインズのネルソン・クルーズは昨年はイチローのチームメイト。本塁打王、打点王各1回、通算360本塁打の強打者だ。7位のヤンキースのサバシアは、イチロー、プホルズとメジャーデビューが同じ2001年。通算246勝。今季限りでの引退を表明している。
40歳近くまで現役を続行できる選手は、MLBでそれなりに実績を残してきた名選手、大選手だ。
バートロ・コロンは1997年メジャーデビューだが、イチロー、プホルズ、サバシアは2001年デビュー。現時点では20世紀にデビューした選手はいなくなっている。
ちなみに最年少はブルージェイズの投手、エルビス・ルシアーノ(2000年2月15日生まれ)。19歳だ。ただしMLBのアクティブロースターは、NPBの選手登録とは異なり、毎日のように大きく変動する。さらに若い選手が今後抜擢される可能性は大いにある。
NPBでの最高齢は、巨人・上原浩治(1975年4月3日生まれ)を筆頭に、今季中に40歳になる現役選手は8人いるが、MLBは2人だけ。メジャーのほうが若返りが早いといえるだろう。ベテラン選手たちは今季、どんな活躍を見せるだろうか。
(広尾晃 / Koh Hiroo)