イチロー途中交代、“粋”な演出にファン総立ち MLB公式サイト「鳥肌もの」
マリナーズもツイッターで写真を紹介「本当の史上最高」
■アスレチックス – マリナーズ(20日・東京ドーム)
マリナーズのイチロー外野手は20日、東京ドームで行われた「2019 MGM MLB日本開幕戦」に「9番・右翼」でスタメン出場し、1打数無安打1四球に終わった。4回に一旦守備につき、大歓声の中でダグアウトに戻る“粋”な演出で途中交代。MLB公式ツイッターはこの場面を投稿し、「鳥肌もの」と伝えている。
4回、イチローが右翼の守備に就くと、スコット・サービス監督が交代を告げた。右翼からランニングで戻ってきた背番号51をマリナーズの選手たちが内野で出迎える。スタンディングオベーションの中で一人一人と抱擁し、ベンチの前でサービス監督らともハグ。さらに、ダグアウト内でも選手やスタッフと抱擁を交わした。
MLB公式ツイッターはこの場面の動画を投稿し、「鳥肌もの」と言葉を添えた。同じようにMLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」もこのシーンを紹介し、「イチローが交代。泣いてしまってごめんね」とツイート。さらに、球団公式ツイッターでは、イチローが同僚と抱擁する写真を4枚公開し、「本当の史上最高」と綴っている。
日本で迎えた日米通算28年目のシーズンの開幕戦。レジェンドへの最大級の敬意が感動を呼んでいる。