菊池雄星、いよいよデビュー 指揮官も期待「良い投球をしてくれると自信」
アスレチックス戦に先発「スプリングトレーニングでは実に良い投球をしていた」
■アスレチックス – マリナーズ(21日・東京ドーム)
マリナーズの菊池雄星投手が21日、アスレチックスと対戦する21日の「2019 MGM MLB日本開幕戦」の第2戦(東京ドーム、18時35分開始)でメジャーデビューを飾る。スコット・サービス監督は試合前、先発左腕の投球に「自信を持っている」と期待を寄せた。
西武からポスティングシステム(入札制度)でマリナーズに移籍した菊池は、オープン戦3試合に先発して2勝1敗、防御率4.00。ストライクを積極的に投げ込む投球で首脳陣、チームメートの信頼を勝ち取った。
日本での第2戦でメジャーデビューさせることを決断したサービス監督は、試合前の記者会見で「ユウセイが今夜登板することを楽しみにしている。スプリングトレーニングでは実に良い投球をしていた。直球には伸びがあり、カーブも効果的。スライダーも素晴らしかった。今夜、彼が良い投球をしてくれると、自信を持っている」と話した。やはり信頼は絶大だ。
オープン戦で順調に球数を増やして開幕を迎えており、デビュー戦で初勝利を飾る可能性も十分。「スプリングトレーニングの最終登板では72~75球だった。今夜はもっと投げることになり得るだろう。願わくば昨夜のマルコ・ゴンザレスと同様に効果的な投球を彼がしてくれたらと思っている。彼は間違いなく75球以上は投げられることだろう」。新加入の左腕の好投で開幕2連勝を狙う構えだ。
(木崎英夫 / Hideo Kizaki)